令和元年度の問題
技術士第二次試験の科目表に記載されている「選択科目の内容」を参考に、令和元年度の第一次試験の専門科目35題について、選択科目の4分野(生産システム、金属材料、表面技術、金属加工)に分類しました(下表)。これから分野ごとに解いていきたいと思います。
7-1 金属材料・生産システム
金属材料の製造方法、設備及び管理技術並びに構造材料・機能材料等の材料・製品設計、複合化、材料試験、分析、組織観察、その他の金属材料に関する事項
7-2 表面技術
めっき、溶射、CVD(化学気相析出法)、PVD(物理蒸着被覆法)、防錆、洗浄、非金属被覆、金属防食、その他の金属の表面技術に関する事項
7-3 金属加工
鋳造、鍛造、塑性加工、溶接接合、熱処理、表面硬化、粉末焼結、微細加工、その他の金属加工に関する事項
技術士第二次試験の科目表(https://www.engineer.or.jp/c_topics/002/002255.html)
選択科目分野 | 出題数 |
生産システム(金属材料・生産システム) | 7 |
金属材料(金属材料・生産システム) | 10 |
表面技術 | 6 |
金属加工 | 12 |
「生産システム」(金属材料・生産システム)の問題
R1_3-1:製・精錬、エリンガム図
R1_3-2:高炉製銑プロセス
R1_3-3:ステンレス鋼の精錬
R1_3-4:希土類金属の製・精錬、リサイクル
R1_3-5:Gibbsの相律
R1_3-6:溶融スラグ
R1_3-7:連続鋳造
R4_3-2:高炉製銑プロセス
R4_3-3:Ti製錬プロセス
R4_3-4:製鋼プロセス
R4_3-5:Mg還元反応(製造プロセス)
R4_3-6:鉄スクラップ
R4_3-7:水素除去(鉄鋼プロセス)
「金属材料」(金属材料・生産システム)の問題
R1_3-8:最密六方構造
R1_3-9:フィックの第二法則
R1_3-10:金属材料の強化機構
R1_3-11:ステンレス鋼の特徴
R1_3-12:チタン合金の特徴
R1_3-13:マグネシウム合金の特徴
R1_3-14:金属の破壊試験
R1_3-15:Fe系状態図
R1_3-22:電池
R1_3-35:硬さ試験
R4_3-1:状態図
「表面技術」の問題
R1_3-23:耐食性試験
R1_3-24:表面改質法
R1_3-25:研磨法
R1_3-26:陽極酸化
R1_3-27:めっき
R1_3-28:電位-pH図
「金属加工」の問題
R1_3-16:等温変態曲線
R1_3-17:連続冷却変態
R1_3-18:焼きなまし
R1_3-19:焼入れ・焼戻し
R1_3-20:熱処理
R1_3-21:再結晶
R1_3-29:圧縮荷重
R1_3-30:圧延加工
R1_3-31:押出し加工
R1_3-32:板材の成形性
R1_3-33:せん断変形
R1_3-34:板材の深絞り加工